隣で君が微笑む度に 
胸の奥がざわつくんだ 
 
後ろめたさにも似た 
重たい感情が 
僕の心を支配する 
 
 
 
 
「忙しいから」を 
簡単な理由にしてるのは 
君のせいじゃない 
 
そうさせてしまったのは 
僕の方かもしれない 
 
 
 

詩 【心模様】

2005年4月30日
 
窓際に置きすぎて 
色褪せてしまった 
思い出のオルゴール 
 
音色は綺麗なはずなのに 
どこか物悲しく感じるのは 
君が隣にいないから
 
割れるのが怖くて 
使えなかった 
お揃いのワイングラス 
 
丁寧に何度も磨いても 
どこか曇りを感じるのは 
君が隣にいないから 
 
朝の「おはよう」で始まって 
夜の「おやすみ」で灯りを消す 
君と僕の二人の部屋 
 
何一つ変わらないはずなのに 
広く穴が空いて見えるのも 
 
君が隣にいないから 
 
 
 
 
落ち込む僕の頭を撫でて 
「私が慰めてあげるから」 
そっと君はこう言った 
 
寂しさに負けて甘える僕を 
君は優しく包んでくれる 
 
友人から聞いたんだ 
彼女に振られた僕を知って 
君が密かに喜んだことを 
 
友人から聞いたんだ 
彼女と付き合うずっと前から 
僕を想っていたことを 
 
友人の話を間に受けて 
わざと君に電話をかけて 
「会いたい」なんてズルイよね 
 
こんなズルイ僕を知って 
幻滅させたりしないかな 
 
君の暖かい手を感じながら 
そんなこと考えて眠るんだ 
 
 
 
 
好きだよ 今も これからも 
僕の腕の中から君が消えても 
好きだよ 今も これからも 
たとえ涙が枯れ果てても 
 
ずっとずっと…… 
 
言葉にするのは簡単な一言も 
心の底から想うと涙が出るよ 
君への想いが消えてしまうと 
思い出全てが消えそうで怖い 
 
好きだよ 今も これからも 
もう二度と会えなくても 
好きだよ 今も これからも 
たとえ恋心じゃなくなっても 
 
ずっとずっと…… 
 
愛する幸せを教えてくれた 
愛される喜びを教えてくれた 
今はまだ恋しくて苦しいけれど 
歩き出せるように頑張るよ 
 
好きだよ 今も これからも 
一番愛した人だから 
好きだよ 今も これからも 
大切な存在は変わらないから 
 
ずっとずっと…… 
 
 
 

詩 【愛すること】

2005年3月11日
 
愛しすぎて苦しいなんて 
神様はいったい 
どこまで意地悪なんだろう 
 
愛し方を知らなかった僕は 
愛されることから 
逃げてばかりいた 
 
初めて人を大切に想い 
「ああ、これが愛なのかな」 
そう気付いたと同時に 
失うことが怖くなった 
 
愛しすぎて苦しいなんて 
神様はいったい 
どこまで意地悪なんだろう 
 
「永遠なんて無いのだ」、と 
心を痛めながら教えられたのも 
初めて愛した人だった 
 
手に入れた愛を失う怖さ 
消えた愛に痛めた心 
こんなに苦しい想いがあるのも 
どれもみんな「愛すること」 
 
愛しすぎて苦しいなんて 
神様はいったい 
どこまで意地悪なんだろう 
 
 
 
 
今になって寂しく思うよ 
君の暖かい温もりも 
君の笑顔も優しさも 
今日ですべてお別れなんだ 
 
君は「ごめんね」と泣くけれど 
お願い 泣かないで 
悪いのは僕なんだから 
 
君がツライ時そばに居て 
励ましてやることができなかった 
君が悲しい時そばに居て 
涙を拭いてやることができなかった 
 
君が嬉しい時そばに居て 
話を聞いてやることができなかった 
君が楽しい時そばに居て 
一緒に笑い合うことができなかった 
 
寂しい思いをさせてたね 
悲しい思いをさせてたね 
  
君は悪くないよ   
だからお願い 泣かないで  
サヨナラを言わせたのは僕なんだから 
泣かせてばかりの僕だったから 
 
だからお願い泣かないで 
最後は笑ってほしいんだ 
幸せになると約束して 
いつまでも笑顔でいてほしい 
 
 
 

詩 【君に夢中】

2005年3月4日
 
社交辞令を信じる僕だ 
情けないけど本気なんだよ 
 
「楽しかったよ」の言葉に 
胸が躍って舞い上がり 
「また行こうね」の言葉に 
どれほど振り回されたことか 
 
男は単純な生き物さ 
情けないけど本気なんだよ 
 
酒の力を借りてでも 
密かにボディタッチを狙ってる 
「手、大きいね」の一言に 
心臓が喉まで跳ね上がる 
 
好きになったら一直線 
情けないけど本気なんだよ 
 
他の男に盗られないように 
君の隣はいつでもキープ 
君の好みを意識しながら 
ウザいくらいにエスコート 
 
内心ドキドキしてる僕 
情けないけど本気なんだよ 
 
 
 

詩 【仮面】

2005年2月28日
 
あなたを忘れるために 
私は今夜も誰かに抱かれるの 
 
一度切りの誰かに抱かれ 
腕の中であなたを想う 
戻れない日々に心を砕き 
見えない涙で頬を濡らす 
 
あなたを忘れるために 
私は今夜も仮面をかぶるの 
 
偽りのドレスを身にまとい 
平静を装い寂しさ隠す 
傷ついた心を守るため 
私が選んだ最後の手段 
 
「愛は脆くはかないものよ…」 
自分自身に言い聞かせては 
誰かの否定を密かに願う 
 
素直に握り返せずにいる 
「本物の愛」から差し出された手 
 
「信じる心」を信じるためには 
何枚仮面を外せばいいの? 
 
 
 
 
「君が好きだ」と 
言葉で言うのは簡単で 
こんな簡単な一言を 
君は信じてくれるのかな 
 
長く付き合えばそれだけ 
お互いの存在が不可欠で 
肌で感じる想いの方が 
君を繋ぎ止めていられるのかな 
 
 
 
 
優しさの欠片もない君の 
冷たいその態度や背中を 
必死に追いかけてきたんだ 
 
幻にも似た 
君の笑顔ばかり求めて 
 
 
 
 
君への想いを募らせて 
眠れぬ夜を過ごすのは 
今夜で何度目になるだろう 
 
勇気を出して送ったメールも 
下手な口実に飾られた 
何気ないメールと化してしまう 
 
 
 

詩 【プライド】

2005年2月21日
 
人よりほんの少しだけ 
プライドの高い君だから 
「ゴメンネ」も「スキ」も 
きっと君からは言えないね 
 
いつも折れるのは僕の方で 
「ゴメンネ」も「スキ」も 
先に僕が言ってしまう 
 
僕が「ゴメンネ」と言えば 
君はすぐに許してくれるし 
僕が「スキ」と言えば 
君は優しく微笑んでくれる 
 
人よりほんの少しだけ 
プライドの高い君だから 
メールも電話も僕からで 
君は待ってるだけだよね 
 
しばらく会えない時にでも 
メールも電話も僕からで 
発信履歴は増えるばかり 
 
僕がメールを送ればいつも 
君からの返事がすぐに届くし 
僕が電話をかければいつも 
2回のコールで君が出る 
 
人よりほんの少しだけ 
プライドの高い君だけど 
人よりほんの少しだけ 
寂しがり屋なのも知ってるよ 
 
 
 

詩 【Bye-Bye】

2005年2月18日
 
「やり直したいの」 
煙草に火を付けながら 
さらりと君が呟いた 
 
まるで 
「バイト変えたの」 
何気ない事でも言うように 
 
一週間前の俺なら 
喜んでこの話に乗っただろう 
 
君からの「サヨナラ」に 
どれほど涙を流したことか 
 
だけど今の態度で 
百年の恋も冷めてしまったよ 
 
俺は君の何だ? 
簡単に捨てては拾えるガラクタか? 
 
もういいよ 
ウンザリだ 
 
最後に一言だけ 
「ありがとう」 
 
もう二度と 
愛せないようにしてくれて 
 
 
 
 
今までずっと 
消せずにいた 
 
君からの着信や 
メールの数々 
 
共に過ごした 
僕らの時間 
 
思い出さえも 
失う気がして 
 
 
 
お気に入り登録させていただきました。
よろしくお願いします(^-^)

詩 【Love story】

2005年2月16日
 
「最後、人魚姫はね 
 海の泡になって死んじゃうの」 
悲しそうに話す君 
 
愛する人を守るため 
自らの命を犠牲にした 
悲しい愛の物語 
 
「最後、白雪姫はね 
 王子様と幸せに暮らすのよ」 
不思議そうに話す君 
 
本当のヒーローは小人たち 
愛する人を守り抜いた 
七つの小さな恋物語 
 
「最後、シンデレラはね 
 王子様に見つけてもらえるの」 
嬉しそうに話す君 
 
愛する人と出逢えた奇跡 
僕が君と出逢えたように 
信じたい赤い糸の物語 
 
 
 

詩 【些細なこと】

2005年2月14日
 
それはほんの些細なこと 
 
待ち合わせに 
一足先に着くことや 
 
電話のコールで 
君だと確信することや 
 
君の手料理が 
確実に上達していること 
 
そんなほんの些細なことに 
 
君への愛や 
僕への愛が感じられるんだ 
 
 
 
 
「渡したいものがあるの」 
 
そう言って呼び出された 
去年の2月14日 
電話越しの君の声が 
少し震えていたのを覚えてる 
 
こんな日に呼び出しなんて 
期待するなってのが無理だろう? 
自惚れた心を抑えるように 
わざとゆっくり家を出た 
 
待ち合わせに10分も遅れて 
平静を装うように「わり〜」と一言 
くだらないプライド全開で 
ほんと自分でも情けなかったよ 
 
「好きだから作っちゃった」 
 
照れながら明るく言った君を 
もっと知りたいと思ったんだ 
素直に「ありがとう」と言えた 
そんな自分に感謝したい 
 
明日で俺たち、一周年だね 
 
 
 
 
ねえ 
聞いてくれるかい? 
僕の素直な気持ち 
 
うまく言えないけど 
正直に話すから 
 
 
 

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