詩 【意地っ張りな君が好き】
2005年1月21日 詩「今すぐ来てよ」
真夜中の電話 君の呼び出しCall
2年目の僕には もう慣れっこさ
恥ずかしがり屋のくせに 意地っ張りで
照れ隠しなのか ぶっきらぼうに言うんだ
すべて僕にはお見通しさ
寂しい時は決まって僕に電話をくれる
「会いたい」とも
「一緒にいたい」とも決して言わないけど
駆けつけた僕を見つめる君の瞳に嘘はない
一瞬見せる 素直な表情がたまらなく愛しい
抱き寄せたくて仕方がない
それでもすぐに いつもの表情に戻るんだ
そして急いで駆けつけた僕に 決まってこう言うのさ
「遅いわね」
なのに僕の耳には
「ありがとう」に聞こえるから不思議なもんだ
恥ずかしがり屋のくせに 意地っ張り
素直とは決して言えない
そんな君の
虜となって 2年目の夜
チャイムを鳴らすと
確認もせずにドアを開ける
そんな君がたまらなく愛しい
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