詩 【初恋の君に会いたい】
2005年2月4日 詩薄暗がりの中 そっと口づけをした
恥ずかしそうに下を向く君の横顔が
とても愛しくて 静かに抱き寄せた
初恋の君は 今も元気でいるだろうか
久しぶりに会えたらなら
「変わらないね」と笑う君が想像できる
昔の思い出話に花を咲かせて
ちょっとだけあの頃にタイムスリップして
少しの間だけ恋人同士に戻りたい
大人になって 現実を知り
自分に正直になることを忘れてしまった
そんな今だからこそ
君に会いたい
君といたあの頃の
素直で真っ直ぐだった自分に戻って
汚れた心、 洗いたい
擦り切れて黒ずんで
ぼろぼろになった僕の心を
”君”という石けんの泡で
優しく包んで 洗ってほしい
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