詩 【心模様】

2005年4月30日
 
窓際に置きすぎて 
色褪せてしまった 
思い出のオルゴール 
 
音色は綺麗なはずなのに 
どこか物悲しく感じるのは 
君が隣にいないから
 
割れるのが怖くて 
使えなかった 
お揃いのワイングラス 
 
丁寧に何度も磨いても 
どこか曇りを感じるのは 
君が隣にいないから 
 
朝の「おはよう」で始まって 
夜の「おやすみ」で灯りを消す 
君と僕の二人の部屋 
 
何一つ変わらないはずなのに 
広く穴が空いて見えるのも 
 
君が隣にいないから 
 
 
 

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