眠れない夜は
今夜で何回目だろうか
天井を見つめながら
君とサヨナラした日を思い出す
たくさんの涙を流し
心ごと枯れ果てた僕
ただ放心しながら
天井の模様を目でなぞるだけ
明日はきっとゆっくり眠れる
そう思い続けて何日目だろう
体は眠いはずなのに
心が疲れ果てて眠る元気もない
君はもう寝たかな、なんて
そんなことを思うと眠れない
君はもう起きたかな、なんて
そんなことを思うと眠れない
もうすぐ夜が明ける
僕の長い長い夜は
一体いつまで続くのだろう
詩 【HAPPY BIRTHDAY】
2005年2月1日 詩おめでとう
HAPPY BIRTHDAY
君が生まれてきたこと
僕と引き合わせてくれたこと
たくさんの偶然に
心からありがとう
おめでとう
HAPPY BIRTHDAY
来年も 再来年も
5年後も 10年後も
君の記念日を祝っていきたい
ケーキのロウソクが増えるように
二人の時間を重ねていこう
おめでとう
HAPPY BIRTHDAY
おめでとう
HAPPY BIRTHDAY
大切な記念日を一緒に過ごせる
そんな奇跡に
ありがとう
詩 【Lion heart】
2005年1月31日 詩僕の手を握る
君の小さな手が
少しだけ震えていたのを
僕は今でも忘れられないよ
彼氏と喧嘩したと言っては
僕のところへ来て泣く君を
抱きしめたいと強く思う
アイツのところへ行かせたくない
夜中の0時過ぎに
男の部屋に上がりこんで
無防備にも泣き疲れて眠り込む
そんな君が愛しくてたまらない
悲しい時 寂しい時
決まって僕の部屋を訪れる
不満や愚痴を吐き出して
安心したように眠りにつく
そっと握った君の手が
一瞬驚いて硬くなったのを
僕は今でも忘れられないよ
僕の事を男として見てない
そんな事くらい分かってたんだ
だから緊張した君の手から
「ストップ」が伝わったのも
悲しいけど仕方ないよね
だから約束するよ
もう二度と変な気は起こさない
隣で静かに見守ってるから
また安心した寝顔を見せてほしい
ただの友達でいいから
いつでも僕のところに帰って来て
詩 【心距離恋愛】(遠距離恋愛・続編)
2005年1月30日 詩寂しさに耐え切れず
離れることを決意した
辛いだけの関係に
ピリオドを打ちつけた
愛しいと思う
気持ちを抑え
楽な方へと
逃げようとした
恋しいと思う
気持ちが溢れ
離れて余計に
想いが募った
自分の愚かな選択に
後悔の波が押し寄せる
戻れぬ過去に想いを馳せて
寂しさに泣く夜は続く
恋しい想いで
繋ぎ止めていた
君の心を
取り戻したい
愛しい想いに
嘘はつかずに
君をこの手で
抱き締めていたい
顔を見るだけで
伝わるものがある
見つめ合うだけで
感じるものがある
会えないことで
不安が募る
声が聞けないから
寂しさが増す
愛しいと思う
気持ちなんて
どちらが強いかなんて
ないけれど
恋しいと思う
気持ちだけで
繋ぎ止め合うような
関係ならば
いっそこのまま
終わりにしないか
寂しさに耐えられるほど
僕は強い人間じゃない
飲んだ帰りに空を見上げると
いつか君が話してた
素敵なエピソードを思い出す
目に見える星が全てじゃない
周りが明るくて見えないだけの
本当は一生懸命輝いてる星が
暗い空の部分にはあるってことを
決して忘れないで、という話
酒を飲むと決まって僕は
自分はちっぽけな人間だから
何をやってもうまくいかないし
僕なんかいなくても世間は変わらない
いつもそんな事を愚痴っていたね
そんな僕を慰めてくれた
君の素敵なエピソード
理科で習ったような話だけど
君が言うとなぜか心が温まった
飲んだ帰りは物悲しくて
バスを降りるまではいつも凹んでる
だけど空を見上げれば
君の笑顔と共に
たくさんの星が輝いてるんだ
目には見えない僕の星も
一生懸命輝いてるんだ
久しぶりに会った君は
「今 恋をしてるの」
嬉しそうにこう言った
恥ずかしそうに
彼の話をする君を
真っ直ぐに見れない
そんな僕に気付いてよ
平気なふりして
相槌打っても
声のトーンは
低くなるばかり
そんな僕にお構いなしで
「好みのタイプそのものなの」
嬉しそうに言わないで
「頑張れよ」なんて
かっこいいこと
今の僕には言えないよ
早くその恋が終わればいい
そんなことさえ考えてしまう
君にとって僕なんて
相談相手でしかないのかな
「あなたは優しすぎてダメなの」
いつも同じ台詞でフラれる僕
何がどうダメなのか
誰も詳しいことは言ってくれない
だからまた繰り返す
君が「欲しい」と言えば買い与え
君が「行きたい」と言えば連れて行った
君が「寂しい」と言えば会いに行き
君が「ツライ」と言えば慰めた
君の望む男になろうと
必死に努力して尽くす僕に
やっぱり君も同じ事を言うんだ
「あなたは優しすぎてダメなの」
同じ過ちを繰り返す僕に
誰か救いの手を差し伸べてくれ
愛し方がわからない
自分の優しさに自信をなくし
ただ君の望みに応えるだけ
優しさがわからない
自分の愛し方に自信をなくし
態度で示そうと突っ走るだけ
夢ばかり見ていた
幻想を抱いていた
片想いを膨らませ過ぎた
恋人がいることも知らずに
想いを馳せては自己満足
こんな恋愛を繰り返しては
自分の情けなさに心が泣くんだ
もういい加減やめようよ
上辺だけの恋愛に
必死にすがり付くことは
もういい加減やめようよ
「いつかは…」なんて
無謀な期待を抱くのは
こんな苦しさを味わうために
君を好きになったんじゃない
こんな想いをするくらいなら
はじめの「ゼロ」に戻りたい
一人、幻想に囚われて
想いを馳せては自己満足
こんな恋愛を繰り返しては
自分の情けなさに心が泣くんだ
こんな想いをするくらいなら
はじめの「ゼロ」に戻りたい
こんな苦しさを味わうために
君を好きになったんじゃない
君が泣いても もう
どうしてやることもできないんだ
優しく涙を拭うことも
そっと抱き寄せてやることも
全てが偽りになってしまうから
君の視線が痛いよ
僕を責める静かな視線
胸に突き刺さって痛いよ
一生抜けないトゲになりそうだ
謝っても癒えることはない
当然の報いだと思うことすら申し訳ない
『心変わり』の一言で
片付いてしまうほど
薄っぺらな関係ではなかったはずだ
君の涙が静かに頬を伝う
僕の右手がもどかしい
ぐっと拳を握り締めて
視線をそらす 弱い 僕
心に刺さった鋭いトゲが
ぐっと奥まで入り込んだ
詩 【Destiny〜運命〜】
2005年1月21日 詩「運命なんて無いのよね」
サラリと言った君の瞳には
確かに輝きなんて無かったんだ
今までどんな恋愛をして
どれほど傷付いてきたのだろう
恋に浮かれる友人を横目に
「羨ましいわ」なんて悲しすぎるよ
傷付いた君の心を
僕がこの手で癒せるのなら
君の言う「運命」が
僕の手の中にあるのなら
もう一度
信じる心を取り戻して
僕に預けてくれないか
たったもう一度だけでいい
これが最後の恋愛だから
僕との「運命」で決まりだから
一生分の君の愛を
僕に預けてくれないか
詩 【意地っ張りな君が好き】
2005年1月21日 詩「今すぐ来てよ」
真夜中の電話 君の呼び出しCall
2年目の僕には もう慣れっこさ
恥ずかしがり屋のくせに 意地っ張りで
照れ隠しなのか ぶっきらぼうに言うんだ
すべて僕にはお見通しさ
寂しい時は決まって僕に電話をくれる
「会いたい」とも
「一緒にいたい」とも決して言わないけど
駆けつけた僕を見つめる君の瞳に嘘はない
一瞬見せる 素直な表情がたまらなく愛しい
抱き寄せたくて仕方がない
それでもすぐに いつもの表情に戻るんだ
そして急いで駆けつけた僕に 決まってこう言うのさ
「遅いわね」
なのに僕の耳には
「ありがとう」に聞こえるから不思議なもんだ
恥ずかしがり屋のくせに 意地っ張り
素直とは決して言えない
そんな君の
虜となって 2年目の夜
チャイムを鳴らすと
確認もせずにドアを開ける
そんな君がたまらなく愛しい
詩 【遅すぎたメール送信】
2005年1月21日 詩もう眠ったかな 真夜中の25時
作ったメールの送信ボタン
押さずに済む理由探してる
忙しさの中離れた心
こうしてる時間でさえ面倒になる
もう遅いから、と
自分なりの言い訳決めて
今日も君への連絡は無し
物分かり良すぎる君の言葉に
甘え続けた僕の心
愛することを忘れていた
久しぶりに送った「元気?」のメール
届く宛のないエラーとなって
再び僕の元に帰ってきた
小さい声でぽつりと呟く
うなだれるように俯きながら
だけどどこかちょっぴり
僕の耳に届くように
微かに聞こえる
精一杯の「淋しい」のコトバ
横目で僕を意識しながら
小さい声でぽつりと呟く
小さい声でぽつりと呟く
照れくさそうに俯きながら
だけどどこかちょっぴり
君の耳に届くように
微かに伝える
精一杯の「愛してる」のコトバ
そっと手を握りしめて
小さい声でぽつりと呟く
小さい声でぽつりと呟く
恥ずかしそうに俯きながら
だけどどこかちょっぴり
僕の耳に届くように
微かに聞こえる
精一杯の「ありがとう」のコトバ
そっと手を握り返して
小さい声でぽつりと呟く
君の優しさに包まれて眠るのは
いつ振りのことだろうか
心地よい香りと暖かい君の体温
僕の頭を優しく撫でる君の細い手
眠れない夜を重ねていたのが嘘のよう
落ち着いて安らげるこの場所は
疲れていた心を溶かしてくれる
君の優しさに包まれて
子どものように眠る僕に
君はそっとキスをくれる
会いたい気持ちが
どれ程大きいのか
そんな計りなんて
この世にはないけれど
今ならはっきりと分かる
僕の方が君より何倍も
会いたいと思ってる
愛しいと感じてる
悔しいけど好きだよ
そんな君を今でもずっと
追いかける恋でいいじゃないか
自分にそう言い聞かせてる
冷たい態度100個の中に
優しい態度が1つあると
その1つがとても重くて
僕はそこから抜け出せなくなる
電話をしても
折り返してこない
それでも会うと普通なんだ
むしろ優しく感じてしまう
悔しいけど好きだよ
そんな君を今でもずっと
追いかける恋でいいじゃないか
自分にそう言い聞かせてる
君とお揃いで買った
銀色のペアリング
右手の薬指にはめるのは
なんだか少し照れくさい
離れていても
繋がっている感じ
右手の薬指から
二人の愛が感じられる
デートしてる時も
リングを意識してしまう
店のドアを開ける時や
手すりに掴まる時
右手の薬指に光るリングが
僕の視線を捕らえて離さない
リングを意識する度に
照れくさくなって
少し顔が熱くなる
君とお揃いで買った
銀色のペアリング
未来の僕らは
左手の薬指で光らせたいね
詩 【Break down】
2005年1月19日 詩こんな筈じゃなかった
こんな俺じゃなかっただろ?
昔の女が忘れられず
毎晩携帯を握り締めては
勇気を出せずに溜め息を吐く
こんな筈じゃなかった
こんな俺じゃなかっただろ?
街ですれ違う人に君を重ね
幸せだったあの頃の思い出に
すがり付いては涙を流す
こんな筈じゃなかった
こんな俺じゃなかっただろ?
忘れられない君の温もりを
空っぽな腕の中で感じては
切なさに心が泣き叫ぶ
こんな筈じゃなかった
こんな俺じゃなかっただろ?
君と出会い別れてから
俺は情けない男になった
君が居ないというだけで
俺は強さも失くしてしまう
「愛があれば年の差なんて」
昔は信じてたこのフレーズが
今の僕には無意味に感じる
世間を知らない未熟な僕は
6つも年上の貴女に恋をした
憧れなんかじゃなく
本気の恋だと信じてた
「麻疹みたいなものよ」と
貴女は笑って言っていた
一瞬の偶然に運命を感じ
恋に恋してる少年なんだと
どんなに背伸びをしても
貴女の心には届かない
僕の本気の恋が
貴女の瞳には玩具に映る
空回りする僕に
貴女は笑ってこう言うんだ
「いつか目が覚めるから」
夢見てるわけじゃないのに
「最後に残されるのは私の方」
言われて初めて気が付いた
僕の精一杯の恋心が
君を苦しませていたことを
やっぱり僕は少年なのか
一方的に愛を示すだけの
まだまだ未熟な少年なのか
愛に自信をなくした今は
君との距離が大きく感じる
詩【Whenever】
2005年1月17日 詩大切なものを失う辛さは
そう、君が初めてじゃない
僕が愛する人はいつだって
僕ひとりを残して去ってしまう
君との恋も同じように
君が離れて終止符が打たれた
僕が大切に思うものは全て
僕の前から姿を消すんだ
独りぼっちを過ごすのは
そう、これが初めてじゃない
愛する人が去った後は
決まって心に穴が空くんだ
君との恋も同じように
心にポッカリと穴が空いた
冷たい冬の北風が
心の穴を通り抜ける
涙を流して眠る夜は
そう、今夜が初めてじゃない
寂しさに耐え続けた後は
決まって同じ夢を見るんだ
君との恋も同じように
君の夢ばかり見てしまう
僕が愛した人はみんな
僕の夢にしか残らないんだ