詩 【Moon game】
2005年2月12日 詩君と僕とで考えた
仲直りのための
お約束のゲーム
夜空に光る
金色の月に向かって
言いたい事を呟くんだ
「会えなくて寂しいよ」
「不安で仕方がないよ」
「どうしたらいい?」
「このまま離れるのは嫌だ」
「ほんとはとっても好きなのに」
面と向かっては
なかなか言えない言葉でも
月を見れば素直になれる
お互いの想いが伝わって
仲直りも、ほら
自然にできるね
君は誰からも愛される存在で
そんな君を密かに想う男は
きっと僕だけじゃないはずだ
ほら、アイツも君を見つめてる
「高嶺の花だ」と
友人は笑うけれど
真剣に恋焦がれる僕は
君との恋愛に想いを馳せる
僕のこの想いを
君に伝えたところで
数多くある告白の
たった一つにしか過ぎないのかな
君の心の奥深くに
真っ直ぐに届く言葉を贈りたい
他の誰よりも奥深く
どんな言葉よりも強く真っ直ぐに
僕の想いに気付いてほしい
遠くから君を想う僕は
今夜も一人
君との恋愛に想いを馳せる
恋をしました
素敵な恋です
毎日が楽しくて
この気持ちが嬉しくて
恋をしました
最高の恋です
元気が湧いてきて
自然と笑顔になれるのです
ね、聞いてくれますか
僕は今素敵な恋をしています
その人のために何かしたい
「幸せ」と呼べる何かを与えたい
ね、聞いてくれますか
僕は今最高の恋をしています
傷ついた心が癒されて
夢に向かって歩き出しました
恋をしました
大切な恋です
失いたくない温もりと
守っていきたい「心」があります
ね、聞いてくれますか
僕は今大切な恋をしています
あの子が隣にいてくれるだけで
「明日」がキラキラ輝いて見えます
彼と喧嘩、いつもの愚痴
「大嫌い」と言いつつも
「寂しい」と言って泣くんだろ
もう聞き飽きたんだよ
彼への「好き」という想い
いい加減にしてくれよ
君のその無神経な態度
俺の気も知らないで
「助けて」なんて言わないで
「慰めて」なんて酷過ぎるよ
どこまで我慢すればいい?
いつになったら気付いてくれる?
どうしたら俺を見てくれる?
心の中が渦巻いて
君をまっすぐ見れないよ
いい加減にしてくれよ
俺の心が張り裂けそうだ
詩 【友達以上、恋人未満】
2005年2月7日 詩気付けば一番近くにいる二人
何をするにもいつも一緒で
すごく自然にここまで来たよね
友達以上 恋人未満
噂ばかりが先走って
当の僕らはどこか歯痒くって
何気ない会話も少し意識してしまう
自分から想いを伝えるのは
なんだかちょっと悔しくて
相手の出方を窺ったりして
ずるい態度はお互い様だね
一番近くにいつもいて
君の隣は居心地よくて
大切な存在だという想いは
言葉にしなくても伝わってるよね
友達以上 恋人未満
誰よりも近くにいるから
想いを感じ取ることができるんだ
友達以上 恋人未満
どこかちょっぴり恥ずかしい
意識しちゃうのはお互い様だね
詩 【思い出の品ひとつ】
2005年2月7日 詩部屋の片隅から
懐かしい思い出の品ひとつ
君の好きなアーティストの
好きな歌ばかりを集めたベストMD
何度も何度も二人で聴いた
次の曲のイントロが
自然に浮かんでくるほどに
埃をかぶった思い出の品ひとつ
忘れかけていた遠い記憶
こんなちっぽけな1枚に
君の面影が大きく残る
今更聴く気もないけれど
最後は仲直りの曲だったよね
何があっても 最後は必ず仲直り
そう決めていたはずなのに
埃をかぶった思い出の品ひとつ
忘れてしまった遠い記憶
こんなちっぽけな1枚も
愛が続く術を知っていた
立ち止まる僕の背中を
ただ黙って見守ってくれた
君の暖かい眼差しが
僕の思いを大きくさせた
「悔しいよ」と泣いてくれた
僕のために流した涙を
決して無駄にはしないと誓う
俯く僕の横顔を
ただ黙って見守ってくれた
君の暖かい眼差しが
僕の傷を癒してくれた
「大丈夫」と笑ってくれた
僕のために見せた笑顔を
決して無駄にはしないと誓う
幼稚で未熟な幼い僕を
君は暖かく包んでくれる
約束するよ、無駄にはしないと
君の愛に応えていきたい
そしていつか僕のこの手で
君を幸せにすると誓うよ
詩 【初恋の君に会いたい】
2005年2月4日 詩薄暗がりの中 そっと口づけをした
恥ずかしそうに下を向く君の横顔が
とても愛しくて 静かに抱き寄せた
初恋の君は 今も元気でいるだろうか
久しぶりに会えたらなら
「変わらないね」と笑う君が想像できる
昔の思い出話に花を咲かせて
ちょっとだけあの頃にタイムスリップして
少しの間だけ恋人同士に戻りたい
大人になって 現実を知り
自分に正直になることを忘れてしまった
そんな今だからこそ
君に会いたい
君といたあの頃の
素直で真っ直ぐだった自分に戻って
汚れた心、 洗いたい
擦り切れて黒ずんで
ぼろぼろになった僕の心を
”君”という石けんの泡で
優しく包んで 洗ってほしい
眠れない夜は
今夜で何回目だろうか
天井を見つめながら
君とサヨナラした日を思い出す
たくさんの涙を流し
心ごと枯れ果てた僕
ただ放心しながら
天井の模様を目でなぞるだけ
明日はきっとゆっくり眠れる
そう思い続けて何日目だろう
体は眠いはずなのに
心が疲れ果てて眠る元気もない
君はもう寝たかな、なんて
そんなことを思うと眠れない
君はもう起きたかな、なんて
そんなことを思うと眠れない
もうすぐ夜が明ける
僕の長い長い夜は
一体いつまで続くのだろう
詩 【HAPPY BIRTHDAY】
2005年2月1日 詩おめでとう
HAPPY BIRTHDAY
君が生まれてきたこと
僕と引き合わせてくれたこと
たくさんの偶然に
心からありがとう
おめでとう
HAPPY BIRTHDAY
来年も 再来年も
5年後も 10年後も
君の記念日を祝っていきたい
ケーキのロウソクが増えるように
二人の時間を重ねていこう
おめでとう
HAPPY BIRTHDAY
おめでとう
HAPPY BIRTHDAY
大切な記念日を一緒に過ごせる
そんな奇跡に
ありがとう
「会えるだけで幸せ」
そんな風に思える関係
手を繋いだり キスをしたり
抱き合ったりできなくても
お互いの「存在」を
確認し合える距離にいる
そんな関係で在り続けたい
詩 【Lion heart】
2005年1月31日 詩僕の手を握る
君の小さな手が
少しだけ震えていたのを
僕は今でも忘れられないよ
彼氏と喧嘩したと言っては
僕のところへ来て泣く君を
抱きしめたいと強く思う
アイツのところへ行かせたくない
夜中の0時過ぎに
男の部屋に上がりこんで
無防備にも泣き疲れて眠り込む
そんな君が愛しくてたまらない
悲しい時 寂しい時
決まって僕の部屋を訪れる
不満や愚痴を吐き出して
安心したように眠りにつく
そっと握った君の手が
一瞬驚いて硬くなったのを
僕は今でも忘れられないよ
僕の事を男として見てない
そんな事くらい分かってたんだ
だから緊張した君の手から
「ストップ」が伝わったのも
悲しいけど仕方ないよね
だから約束するよ
もう二度と変な気は起こさない
隣で静かに見守ってるから
また安心した寝顔を見せてほしい
ただの友達でいいから
いつでも僕のところに帰って来て