愛することを覚えた今だから 
改めて君と語りたい 
 
お互い大人になった姿を 
自慢しつつ褒め合いながら 
 
 
 

詩 【ヒトリゴト】

2005年1月20日
 
小さい声でぽつりと呟く 
うなだれるように俯きながら 
だけどどこかちょっぴり 
僕の耳に届くように 
 
微かに聞こえる 
精一杯の「淋しい」のコトバ 
横目で僕を意識しながら 
小さい声でぽつりと呟く 
 
小さい声でぽつりと呟く 
照れくさそうに俯きながら 
だけどどこかちょっぴり 
君の耳に届くように 
 
微かに伝える 
精一杯の「愛してる」のコトバ 
そっと手を握りしめて 
小さい声でぽつりと呟く 
 
小さい声でぽつりと呟く 
恥ずかしそうに俯きながら 
だけどどこかちょっぴり 
僕の耳に届くように 
 
微かに聞こえる 
精一杯の「ありがとう」のコトバ 
そっと手を握り返して 
小さい声でぽつりと呟く 
 
 
 

詩 【やすらぎ】

2005年1月20日
 
君の優しさに包まれて眠るのは 
いつ振りのことだろうか 
心地よい香りと暖かい君の体温 
僕の頭を優しく撫でる君の細い手 
 
眠れない夜を重ねていたのが嘘のよう 
落ち着いて安らげるこの場所は 
疲れていた心を溶かしてくれる 
 
君の優しさに包まれて 
子どものように眠る僕に 
君はそっとキスをくれる 
 
 
 
 
さり気なく掛けた 
意味のない言葉に 
 
たくさんの勇気が 
隠れていることを 
 
気付いてほしい 
 
感じてほしい 
 
 
 

詩 【一方通行】

2005年1月20日
 
会いたい気持ちが 
どれ程大きいのか 
そんな計りなんて 
この世にはないけれど 
 
今ならはっきりと分かる 
僕の方が君より何倍も 
会いたいと思ってる 
愛しいと感じてる 
 
悔しいけど好きだよ 
そんな君を今でもずっと 
追いかける恋でいいじゃないか 
自分にそう言い聞かせてる 
 
冷たい態度100個の中に 
優しい態度が1つあると 
その1つがとても重くて 
僕はそこから抜け出せなくなる 
 
電話をしても 
折り返してこない 
それでも会うと普通なんだ 
むしろ優しく感じてしまう 
 
悔しいけど好きだよ 
そんな君を今でもずっと 
追いかける恋でいいじゃないか 
自分にそう言い聞かせてる 
 
 
 

詩 【ペアリング】

2005年1月19日
 
君とお揃いで買った 
銀色のペアリング 
右手の薬指にはめるのは 
なんだか少し照れくさい 
 
離れていても 
繋がっている感じ 
右手の薬指から 
二人の愛が感じられる 
 
デートしてる時も 
リングを意識してしまう 
 
店のドアを開ける時や 
手すりに掴まる時 
右手の薬指に光るリングが 
僕の視線を捕らえて離さない 
 
リングを意識する度に 
照れくさくなって 
少し顔が熱くなる 
 
君とお揃いで買った 
銀色のペアリング 
未来の僕らは 
左手の薬指で光らせたいね 
 
 
 

独り言 『針』

2005年1月19日 独り言
 
「大人になれよ」 
そんな言葉を背中に受けて 
ぐっと涙をこらえた自分 
 
喉の奥に針が刺さる 
チクっと痛いのは心も同じ 
 
 
 
 
今更届いた 
「ごめんね」のメール 
何を考えているのか 
今の僕にはサッパリだよ 
 
振り回されるのはご免だ 
そう思う心の片隅には 
期待してしまう僕がいる 
 
 
 

詩 【Break down】

2005年1月19日
 
こんな筈じゃなかった 
こんな俺じゃなかっただろ? 
昔の女が忘れられず 
毎晩携帯を握り締めては 
勇気を出せずに溜め息を吐く 
 
こんな筈じゃなかった 
こんな俺じゃなかっただろ? 
街ですれ違う人に君を重ね 
幸せだったあの頃の思い出に 
すがり付いては涙を流す 
 
こんな筈じゃなかった 
こんな俺じゃなかっただろ? 
忘れられない君の温もりを 
空っぽな腕の中で感じては 
切なさに心が泣き叫ぶ 
 
こんな筈じゃなかった 
こんな俺じゃなかっただろ? 
君と出会い別れてから 
俺は情けない男になった 
 
君が居ないというだけで 
俺は強さも失くしてしまう 
 
 
 

独り言 『手』

2005年1月18日 独り言
 
涙を拭うはずの手が 
近くに無い時は 
どうしたらいい? 
 
 
 

詩 【少年】

2005年1月17日
 
「愛があれば年の差なんて」 
昔は信じてたこのフレーズが 
今の僕には無意味に感じる 
 
世間を知らない未熟な僕は 
6つも年上の貴女に恋をした 
憧れなんかじゃなく 
本気の恋だと信じてた 
 
「麻疹みたいなものよ」と 
貴女は笑って言っていた 
一瞬の偶然に運命を感じ 
恋に恋してる少年なんだと 
 
どんなに背伸びをしても 
貴女の心には届かない 
僕の本気の恋が 
貴女の瞳には玩具に映る 
 
空回りする僕に 
貴女は笑ってこう言うんだ 
「いつか目が覚めるから」 
夢見てるわけじゃないのに 
 
「最後に残されるのは私の方」 
 
言われて初めて気が付いた 
僕の精一杯の恋心が 
君を苦しませていたことを 
 
やっぱり僕は少年なのか 
一方的に愛を示すだけの 
まだまだ未熟な少年なのか 
 
愛に自信をなくした今は 
君との距離が大きく感じる 
 
 
 

詩【Whenever】

2005年1月17日
 
大切なものを失う辛さは 
そう、君が初めてじゃない 
僕が愛する人はいつだって 
僕ひとりを残して去ってしまう 
 
君との恋も同じように 
君が離れて終止符が打たれた 
僕が大切に思うものは全て 
僕の前から姿を消すんだ 
 
独りぼっちを過ごすのは 
そう、これが初めてじゃない 
愛する人が去った後は 
決まって心に穴が空くんだ 
 
君との恋も同じように 
心にポッカリと穴が空いた 
冷たい冬の北風が 
心の穴を通り抜ける 
 
涙を流して眠る夜は 
そう、今夜が初めてじゃない 
寂しさに耐え続けた後は 
決まって同じ夢を見るんだ 
 
君との恋も同じように 
君の夢ばかり見てしまう 
僕が愛した人はみんな 
僕の夢にしか残らないんだ 
 
 
 
 
君の心が離れてゆく
そんな切なさを
感じるくらいなら

振り向かなくていいよ

僕がずっと想い続けるから
君をずっと追い続けるから
 
 
 
 
愛想のない君を
「好きだ」と思う
そんな恋は幻想か?

愛想のない君も
誰かの前では
優しく笑うのだろうか?
 
 
 

詩【初デート】

2005年1月17日
 
「明日 暇?」 
突然の電話に胸が弾んだ 
 
君にとってはただの友達でも 
僕にとっては特別な存在 
何気ない明日のお誘いも 
僕には嬉しいイベントだ 
 
君の好みの服を着て 
君の好きな曲を探す 
いつも聴いてるふりをしながら 
さり気なく車に積んでおく 
 
約束の時間が待ち遠しくて 
20分も早く着いたのに 
エンジンの音を聞きつけて 
すぐに家から出てきてくれた 
 
そんなちょっとした出来事に 
期待せずにはいられない 
 
助手席に座る君を意識して 
心臓を落ち着かせるのに精一杯 
ちょっぴり頬が赤らんだ君に 
やっぱり期待してしまう僕がいる 
 
 
 
 
空想が好きな君の 
「もしも」の話には 
もうかなり慣れたけど 
これだけは二度と言わないで 
「もしも私がいなくなったら…」 
 
例え話が苦手な僕は 
君の「もしも」が本気に感じて 
どうしようもなく不安になるんだ 
 
冗談よ、と笑う君に 
ホッと胸を撫で下ろしても 
心の奥ではふっ切れずにいる 
 
だからもう二度と言わないで 
君の「もしも」の話には 
もうかなり慣れたけど 
これだけはやっぱり嫌なんだ 
「もしも私がいなくなったら…」 
 
いつもの笑える冗談なら 
これからいくらでも聞いてあげるから 
この一言だけは言わないで 

僕と君の約束だよ 
 
 
 

詩【愛の形】

2005年1月17日
 
君の想いが叶うなら 
君の恋が実るなら 
静かに身を引くのも 
ひとつの愛の形かな 
 
俺がこの手で幸せにしたい 
そう思えるのは君だけなんだ 
だけど君の望む男が 
もしも俺じゃないのなら 
静かに身を引くしかないのかな 
 
かっこつけてそんな事言って 
未練残してちゃ笑っちゃうだろ? 
君が幸せならそれでいいと 
言い聞かせてるのは自分の心 
 
「俺がこの手で幸せにしたい」 
そう思う気持ちの本心は 
「俺が君と幸せになりたい」 
言いたくても言えないよ 
 
君の想いが叶うなら 
君の恋が実るなら 
静かに身を引くのも 
ひとつの愛の形かな 
 
 
 

詩【Dreaming Kiss】

2005年1月16日
 
僕のとなりで寝息をたてる 
無邪気な君に そっと口づけ 
 
一日の終わりには 
唇から伝わる 君の温もりを 
そっと抱きしめて眠りにつくんだ 
 
君の知らない 
寝ている間の 僕だけの習慣 
 
 
 

詩【失恋】

2005年1月16日
 
覚悟していたんだ ずっと 
今日じゃなければ明日かも、って 
君の口から出る別れの言葉 
「わかってた」なんて強がり言っても 
一人になったら涙が出るんだ 
 
男らしく「元気で」と言いたいけれど 
泣き腫らして赤くなった瞼を 
君の目に映らないように 
必死に隠すことしかできない 
 
「これでいいんだ」と言い聞かせても 
消せない想いは募るばかり 
いつかやり直せるかもなんて 
淡い期待が僕の想いを募らせる 
 
思い返す二人一緒の物語が 
いつしか楽しい思い出に変わるのだろうか 
今はまだ 涙で滲んだ悲しみに包まれたまま 
笑い合った日々を胸に 
今夜も涙で枕を濡らす
 
 
 

詩【疑い】

2005年1月16日
 
視界の端でキラキラ輝く 
君の耳に付いた見慣れぬピアス 
自分で買ったにしては 
高級そうな輝きを放つ 
 
視線も態度も話し声も 
何一つ変わらないはずなのに 
一度動き始めた疑いの心 
振り解けずにもがき苦しむ 
 
君の携帯が鳴る度に緊張し 
君がふと黙る度に心が焦る 
良からぬ方向へ思考が進み 
君の笑顔が歪んで見える 
 
ピアスの輝きに囚われて 
君への疑いを晴らせずにいる 
繋いだ手が震えているのは 
僕の手なのか君の手なのか 
 
ピアスの輝きに反射して 
何もかもが怪しく映る 
 
 
 

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